カテゴリ:対談( 4 )
道成寺
さあ父の会(緑鈴会)の皆様お待たせいたしました。二日後に道成寺を演じられます角当行雄師を招いてのミニ対談です。

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角当行雄師・・・・・インタビュアー・・・
以下 対談

「今日は宜しくお願いいたします」
「よろしく」
「九日の日に富士吉田薪能にて道成寺をされますが、道成寺は何回目ですか?」
「え~ 五回目です」
「!!何で五回も・・・?」
「特に意味は無いんですが、今までの四回が四回とも ちょこっとのミスがありまして・・・」
「そこのとこを詳しくお願いします」
「一回目の披きの時 私は行ってないんですが 古いお弟子さんが代わりに道成寺にお参りに行ってくださって 四十の時ですかね」
「私は 確か十三才位でしたか・・・」
「鐘が上がった時に 般若の面の角の部分が当たってしまい面が上にずれてしまって
見えなくなってしまったんです」
「それでどこで直してもらったんですか???」
「はい 祈働の橋掛かりに行くところで 後見座に行き 直してもらいました」
「ほ~」
「二回目は確か 後シテで緋長袴をはいたのですが、それが破けました。これも失敗です・・・」
「憶えてます。私は内弟子中で、某先生の奥様に!!!本番で使う前に 破けそうな所 危なそうの所は 前もって修繕しとかないとダメじゃないのっ!!!と 怒られましたもん((+_+))
でも後で見てみて 生地の目とは逆になんかありえない感じで破けてましたよ!!!言い訳ではないですが、不思議でした」
「三回目は 鐘入りし 鐘の中で水を飲もうと探してたんですが、棚の奥に入ってしまったらしく、手は攣てくるし、湿気が多く だんだん貧血ぽくなってきて 鐘が上がっても 謡などの音が遠くに聞こえる感じで・・・」
「憶えてます。私は鐘後見(いつもの後見とは違い、道成寺の鐘を箇所により上げたり下げたりする後見。五人出ます)に座っていて見てて な~んで 親父さん 摺り足で動かずに 普通に歩いてんだろうと・・・」
「もう気持ち悪くて ボーっとしてきて 幕に入ったら 後見の人に 角当さん!白綾どうしたんですかって!!!えっ!白綾だよ!これって!見たら 前シテに着ている坪織を後シテで白綾に変えたつもりが坪織をもって出てきてたり(笑)」
「曲が終わって鏡間に挨拶に行ったら!!トド!!みたいに横たわってましたもんね(笑)」
「そう 立ってるのもきついぐらいだった・・・」
「で 四回目の時に まわりの皆に  お参りに行かないからだ!!!って怒られて」
「家のお母さんとお弟子さん達とお参りに行きました。還暦の会だったかな?国立で うまくいってたのですが、前シテの急之舞の後の謡を・・・間違えちゃって(凹み)」
「ふ~ん」
「四回もさせていただいたからもういいかな  と思っていたのですが、今回富士吉田薪能も三十周年ですし 後輩に  道成寺でもやったらって・・・でその気になっちゃって(笑)でも 今回もちゃんとお参りに行きました(自慢気)」
「(◎-◎)」
「道成寺という大曲を今まで四回もさせていただきましたが、やはり間違いなくちゃんとやり収めたいということもあるのですが、それとは別にこの曲が好きである。演じていて楽しい ということですかね。今日も川崎能楽堂の舞台を借りて 面をつけて 動いてきましたが、体の動きなどが衰えている・・・当然七十に近くなってきていますから 体力は衰えて当然であります。しかし 逆に 若いころには無理であった 能に対しての 演じる事に対しての心の余裕?(言葉にすると表現しにくいですが)が備わってきている。体力の衰えに この心の余裕でカバーして、これからも大好きなお能を勤めていきたいと思っております」
「野外能は雨が心配ですね!浅間様の夕暮れ時の雰囲気は格別のものがありますし、何年か前に 翁をされたときも 雨で 富士五湖センターに移動しましたもんね!あの時は何故か特別神域で翁を出来なかったことが残念に思われました」
「自分もそう思いましたし 皆さんもそう言っていました。やはり浅間様の神楽殿で舞うということにこの薪能の意義があるように思います」
「親父さんと六郎先生は 特別雨男ですから かなり不安!!!ですが 雨が降らないよう祈りましょう。これからも 体に気をつけてがんばってください!」
「はい!有難うございます。よろしくおねがいします!」

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この取材の後「体力をつける為にハンバーグが食べたい!」と子供のような事を言い出し、母は何処かに行ってしまったので、二人で近くの洋食屋さんに行き クラムチャウダー ハンバーグステーキ玉子のせ(特注)ライス ナポリタン を ガッツリ やってました((+_+))
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by kakutou-noh-actor | 2008-08-07 23:16 | 対談
同期の桜 味方團
こんにちは。今回は京都の 林喜右衛門先生門弟の味方團さんです。(だんではなくまどかと読みます。) b0136198_23503970.jpg
私、やっと iCレコーダーを買いまして、毎回出来るかわかりませんが、今回は会話をなるたけそのまんま活字にして、お伝えいたします。
團とは内弟子中からの付き合いでして、京都に寄せていただくと、よく食事に行き、能の話からくっだらない話をしたりして、付き合ってくれる1人です。
今回、能に関しての話もふんだんにありましたが、その他の読まれる方に、笑いが伝わるかは 分かりませんが、面白い系の話をのせたいと思います。

直隆 「團と話す様になったきっかけで憶えてるのは、内弟子の頃、先生に付いて、京都の会に行った時に 観世会館の廊下に立っていると、横から 電柱みたいにでっかい奴が(團は背が高くヒョロッとやせ形の体型なので)寄ってきて…團(笑)
直隆「*/%$:!やん」 みたいな風に、良く言えば気さくに、悪く言えば 気安く話しかけて来たのを憶えてんねん。それからだね」
團 「直ちゃんがさっき電柱みたいなのが寄ってきたって言うてたけど…」
直隆 「なんで お前 天ぷらに(つゆ)つけないの?」團 「俺 塩やねん!」
直隆 「…ハー 。お前やらしい… 」
團 「何でやらしいねん(怒り)で…六郎先生の事、話をしてて、先生って怒らへんやろ?言うて話したのを憶えてんねん。 したら、直ちゃん『 そんな事ねえよ!うちの先生怒ったら すっげー恐ぇ んだぞっ』 て言ってて 」
直隆 「こっちが震え上がる感じやで(・・;)))」
團 「で、喋ってる時にな、そのちょっと前にセンチュリー買わはって あれは 先生が欲しくて買わはった車やって言うてて」
直隆 「あープレジデントだろ」b0136198_23505866.jpg
團 「『こないだぶつけちゃったんだよっ、で…スゲー怒られてさぁ 』って言うてて」
直隆 「いや あれは 怒られなかった 」
團 「ほんま?スゲー怒られたって聞いたで」
直隆 「いや 先生は怒りを越して (肩を落とされた感じで) ガクーッて」
團 (笑)
直隆 「あの時それまで初代のセドリックシーマだったんだけど、車の大きさ全然違うじゃん
團 「デカイもんなぁ」
直隆 「で、その頃よく停めてた駐車場があって、そこは出入口のすぐに壁があって 車をそこから出す時に シーマの車幅感覚でスピード緩めずに出たら…グワシャ!!!って」
團 大爆笑d=(^o^)=b 直隆 「で しばらく、んー 確か5分位 そのまま停めてて…絶っ…たい嘘っ…(>_<) って
團 大爆笑d=(^o^)=b
直隆 「絶っ…たい当たってへんって… でドアを恐々開けようとしたら… 開かない…
團 大爆笑 「そこまで豪快に当たってた訳?」
直隆 「いわゆる 前から後ろにグッと…ずれてた
團 「でも あれしばらく乗ってはったなぁ」
直隆 「だって直してもらったもん
團 大爆笑 
直隆 「あれは本当に怖かった…」
團 「そん時言うてたやん。 すっげー怖かったんだ。ぞーって」
直隆 「ちゃうわいっ 先生の恐い時は お稽古の時だって!」
團 「俺、それとつながっててん。京都観世会で先生いらしてて、楽屋入られて、廊下で直ちゃん その話しだして… こいつ オモロイやっちゃなぁ。と、その後に研修会やな!?本っ当に騒がしいメンバーやったなぁ」
直隆 「本っ当に騒がしかったぁ 」
研修会同期メンバー
銕仙会 馬野正基
観世会大西礼久 藤波重孝研能会 梅若紀長
大槻家 武富康之
梅若会 鷹尾章弘 と私 林家 味方團 などなど順不同敬省略
直隆 「楽屋でワイワイ騒いでて」
團 「すると 襖がスーッと空いて… 」
團 「係りの先生が顔出して… 」
直隆&團 「『もう少しお静かに』 って 」 (^○^)W大爆笑
直隆 「でも なんだかんだ言っても緊張はかなりしたよね!!…楽屋はおもろかったけど」
團 「せや 試験の時、直ちゃん、はり扇持って壁向いて稽古してたやん」
直隆(笑)「もう いっぱいいっぱいやったもん… 」
團 「俺がその横で喋りかけたら、『うっせー 喋りかけんじゃねーよ!』って 」
直隆&團 大爆笑
直隆 「とにかく團とかは 囃子のアシライ得意だからいいけど 俺は全然不得意だから…」
團 「『喋りかけんじゃねーよ』って 怒ってたもんなぁ(笑) 」
直隆 「…壁に習ってたんだよ!」
團 「俺も 装束付けの時 皆終わってたら?!って、回りキョロキョロしてたら、面接で 『お前は大体回りを気にしすぎ!!』 とか言われたり…」
直隆 「俺も鬘結った後の 元結の切ったのを 本当は袂に入れないといけないのに 机の上に置きっぱなしにしてたり、汗拭き忘れて ボタボタ汗流しながら その手で 装束触ってたり…あと馬首鬘で、これで ちゃんと付けられたら 凄い!とか言われてるのがあって、自分が試験で付ける装束の中にありませんようにって…」
團 「そうそう 毛のスッゴい多い鬘あった… あと、囃子アシライで掛け声ばっかりに気がいって…ホッ…イヤーッ…イヤーッ…あっ!!俺、謡ちゃんと謡てへん とかなぁ(笑)で皆 終わって帰る時(各々絶対自分は試験通って無いと思ってるから) 又 来年なー って 言って バイバイしたりして 」 大爆笑
店員さん 「あのー もうラストオーダーですけれども…」
直隆&團 「なんや もうそんな時間かぁ」
直隆 「でも、俺らのグループって なんか色んな意味で刺激をお互い受ける人種がそろってたもんなぁ
團 (笑)
直隆 「いい意味で 能に対してもね!」
團 「同じ釜の飯を食った仲っちゅう事でね!今もいい関係が続いてるよね… 」

長くなりましたが、今回はこの辺にて m(__)m

P.S. 味方團のブログです。
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by kakutou-noh-actor | 2008-05-11 12:00 | 対談
山本則重・則秀兄弟とご飯
b0136198_9333217.jpgお待たせしました!! と 又録音機器を忘れ… ではなく、今回は対談ではなく、普通に飯を食べに行くつもりで行った場で 「おー!!この状況も利用しよう!」 と 繋ぎの意味も込めまして のせさせて いただきます。
今回のゲスト?は大蔵流狂言方 山本家の期待の☆の中のお二人!!山本則重さん 山本則秀さん でございます。この二人とは 結構 ご飯に行ったり 買い物に行ったり してまして、年も10位違って世代が 違うのですが、何故か仲良くしていただいております。(これも私が実の年齢より身も心も若い…という事を表しているのでは(笑))
b0136198_9342756.jpg彼らと、どーして何がきっかけで仲良くなったかは、憶えていないのですが、海外公演でよく一緒になり、そこらへんから 仲良くなったように思います。則秀君(則秀君、則重君。何!君呼ばわりしてんすか…気持ち悪い!!とか言わないでください。世間体世間体…)則秀君からもう4、5回聞かされているんですが、「直隆さんの最初の印象で憶えているのは、自分がまだ高校の頃いった海外公演で、行きの飛行機の中で、直隆さんの前の席の人が座席のリクライニングをさげようとした時に不機嫌そうに足を組んで前の人がさげようとするのを足でぐいぐい抑えて 妨げてたのを見て、恐ぇ~って思いましたよ」って…憶えてません…まあ かなり前ですし 私も若かったのかもしれません。内弟子中はやはり いろんな意味で 自分の中でいっぱいいっぱいになってしまう事がありますから… 当時の前の席の方 スミマセンでしたm(__)m 彼らとも 能の話になるのですが、私が前から感じてる事を則重君に話してみました。以下 会話
則重(重) 直隆(私)
私 「 あのさ!前から単純に思ってた事なんだけど、間狂言の時の長台詞やお狂言の曲の中の掛け合いなんだけど、よく あんなに速い間でポンポンと しかも つっかえずに 言葉が出てくるよね!? 僕は芝居も好きで たまに観に行くんだけど その時も 同じ風に思うんだよね!自分が思うに シテ方にはあそこまで間髪入れずにポンポンという間で 言葉をいう所があまり無いから 凄いなぁ~って思う」b0136198_9352258.jpg
重 「でも わからなく なる時もありますよ そうそう止まる事はありませんけど… わからなくなっても 何かしら言葉を言いながら思い出したり…」
私 「凄っ!!! 」
私も先輩である山崎正道さんによく 「謡を憶える時は、その内容と意味合いを考えて繋いでいけばそうそう言葉を忘れる事は無い と何度も教えられました。やはり 山本家の教えがしっかりとこの二人に浸透しているんだ!と深く思いましたし、自分も頑張って更に勉強しなければと闘志が湧いてきました。 世代が違くても、舞台に対する気持ちが 同じ物を持っている人と話しをすると、自分の向上心にもつながるし、こんなに楽しい時間はありません(^○^)
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by kakutou-noh-actor | 2008-05-07 09:28 | 対談
ごあいさつ
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永らくお待たせいたしましたと 申し上げたかったのですが、
先日 京都にて
小鼓幸流 曽和尚靖氏
観世流 シテ方 田茂井廣道氏
そして私のかわいい後輩
川口晃平君
の 4人で 京都の お食事所にて 第一回座談会を催し このブログにてお伝えしようとした所!!私のミスにて(ToT) 録音機器を忘れてしまい、お伝えできません。
憶えている内容を 申し上げますと、 だいたいこのメンバーで 集まると 毎回同じような話なんですが、お能b0136198_20573874.jpg

に関しての事が大半なんですが、各々 パートが違ったり 立場が違ったり 今回は 京都の人達との 座談会でしたから 京都的なやり方、 こちらは 東京的なやり方 などなど お互い 言いあいながら お互いが向上する為の 意見交換をしております。詳細は お酒様のせいで… あっ 今回面白かったのは、私も 四歳が初舞台なのですが、皆 なんで 能の道に決めたか!! なんていう話題もでました。 まあ この様に 日記ではなく、いろんな 日本国内の能楽師の方々(そんなに交友関係は多くありせんが…)と対談して その対談をライブっぽく お伝えできれば と 思っております。
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by kakutou-noh-actor | 2008-04-26 20:46 | 対談
  

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