カテゴリ:演能後に思うこと…と( 248 )
富士吉田薪能30周年記念を終えて
富士吉田薪能30周年の催しが無事!?に終わりました。無事!?と書いたのは前の記事に書きましたが、その心配が当たりまして浅間様の神楽殿ではなく富士五湖センターにての演能になりました。
記事のように六郎先生と父が悪いわけではありません。天気が悪いのですヽ( ゚ 3゚)ノ
会終了後 たけしちゃん(野村萬斎氏)に来年も宜しくです!と話をした時に「誰のせい?」「うん・・・きっと家の先生と親父!!!」「ははは 先生凄いもんな!」「うん でもたけしちゃんはどーなの???」「俺も多いかな!?」「なんだ!!!じゃあ三人のせいじゃん!」「いや でも最近はだいじょぶんなってきた!」「でも 憑き物がついてるのはいいらしいよ!」みたいな話をしました。
はい!皆様おさっしのとおり 雨でした。しかも超雷雨!!!予報にも出てなかったスーパー超雷雨!!!11時頃浅間様に行き 1時の申し合わせ(リハーサルの事)に備えていました。12時を過ぎたあたりでしょうか・ぽつ・・・ぽつ・・・・・・ぽつ すっごい大粒なんですけど かなりの間隔で一粒ずつおちてきまして 雷もだんだんと激しく 同時に 大粒の雨が狂ったように ・・・・・回りくどく書きましたが 簡単に言えば どしゃ降りです。1時ちょい前に先生がいらしたので、指示を仰ぎました。先生は「自分だったらやっちゃうんだけど チラシに雨天決行と書いてないし 何かしらトラブルがあるといけないし ここはきっぱりあきらめますか!」との言葉で実行委員の皆も泣く泣くなっとく。今回こんなに早くに決断せねばならなかった訳は 演目が道成寺であったからです。能舞台を見たことのある方はおわかりでしょうけど舞台の屋根の中心に滑車が
お笛の方が座ってる横の笛柱の所にわっかがあります。本舞台以外には この二つの装置は備わっていません。しかしこの二つの装置がないと道成寺という曲は演能出来ないのです(鐘を上に釣る為に鐘につけた縄をお狂言方が上の滑車にとおし 笛柱のわっかにシテ方の鐘後見が引っ掛けて鐘を上げてとめたり下ろしたりします。)
神楽殿に設置した二つの装置を取り外し まっさらな舞台上の富士五湖センターに舞台を作り重い鐘を危険なく釣れるようにしなければならないためなのです。舞台設営の旅川プロの方々をはじめ、富士吉田地域のスタッフの皆様方 本当にお疲れ様でした。浅間様のあの何とも言いがたい雰囲気の中で出来なかったという無念は残りましたが 30周年を無事に終えられたという気持ちが関係者一同の心に強く感じたのではないかと思います。見にいらしてくださったたくさんの皆様本当に有難うございました(~0~)
父に感想を聞いてみました。
「う~ん やっぱり体力がな~ 体が付いていかないということを感じたよ・・・聞く耳もあるし、こうしたい とか 余裕はあるんだけど 体がね・・・」 だそうです。前回も書きましたが、年を取るごとに体力の衰えはしょうがない事だと思います。でも私が思ったのは(偉そうですが)今の限界という物を知るという事も大切なのでは?と思いました。だからダメ!なのではなく、今の自分の出せる限界を知ることでまた新しい自分の中に埋もれているものを見つけ出し 引き出し 更に一歩前進する為の自分の力にする。大切な事です。帰りがけに父のお弟子さんが
「先生!今度は浅間様の神楽殿でやってください!」って  父「・・・無理っ」

雨さえ降らなければここで演能しました(この撮影の二分後位にどしゃ降りに(>_<)

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本当にひとつの舞台を作るという事は たくさんの人々の舞台に対する気持ちで成り立っている!と改めて再認識いたしました。本当に 本当に 関係各位の皆々様 有難うございました。
来年は8月8日第2土曜日を予定しております。曲目は未定です。

最後にこの大柄な男!大倉流小鼓方 鵜澤洋太郎君です。本日父の道成寺にお付き合いいただきました。この薪能には 亡くなられた彼の父上。鵜澤速雄先生が毎回いらしていました。私の父と速雄先生は修行中からの仲だったそうです。ですから速雄先生の死は父にとってありえない!事だったようです。ですから速雄先生亡き後は 彼にこの薪能の鼓をお願いしています。
私も幼少の頃からの付き合いになります。一緒に遊んだりという付き合いは無いのですが、良くも悪くも臨機応変さを取り入れる演じ方の私にとって 彼の鼓はどんな感じの時も合わせてくれるので、自分勝手ではありますが、私の好きな鼓方の一人です。

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洋ちゃん!もうちょい・・・いや!かなり 痩せようぜ( ̄- ̄)

痩せようぜ!といえば 今月17日栄夫先生荻原さん追善能楽座にて六郎先生の清経 恋之音取 のツレをさせていただきます。(>_<)痩せなきゃ・・・
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by kakutou-noh-actor | 2008-08-10 02:37 | 演能後に思うこと…と
な~んか友達紹介みたいんなっちってる???
先日ある後輩君に「対談やんないんすか!?」と言われました。((+_+))
そうです・・・このブログを始めた時のコンセプトは 対談 でした。しかしなかなかやってみると、手間もかかり時間もいるし難しい(>_<)読んでくださる方の中には 「面白い!けっこう良いよ」と言ってくださるかたもいらっしゃるので、こ~んな形でも続けさせていただこうと思います。
もちろん対談も出来るときにやりたいと思います。

さて~本題に入りますが、本日は歌舞伎座にて 第六回囃子の会(亀井忠雄先生 田中佐太郎先生の会です。)が催されました。亀井広忠君の御はからいにて、私も 舞囃子 小袖曽我
(梅若六郎師 観世銕之丞師)能 楊貴妃 (観世ご宗家)の地謡に参加させていただきました。
お能以外の番組は 藤間勘十郎師(現勘十郎師とは先輩の山崎正道以下の梅若門弟は深い繫がりがあります。)中村富十郎師 中村吉右衛門師 坂東玉三郎師 などなど 超豪華な 出演陣にて だいぶん前からチケットはSOLD OUTと聞いておりました。当然素晴らしい会であった事は言うまでもありませんから省略いたします。m(_ _;)m

また久々に会いました。観世ご宗家にて内弟子修行中の坂口貴信君です。
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彼とも出会いからするとかなり長い付き合いです。私がまだ内弟子中に九州の幸流小鼓方 飯田清一師の一の会という催しに出させていただいていたときに 彼もまだ十代の時じゃあないかな?
出ていてその頃からでしょうかね。何がきっかけだ仲良くなったかはこれっぽっちも憶えてません!気付いた時には飯行ったり飲みに行ってました。その頃からいい弟分であります。(彼はどう思っているか分かりませんが(・_・))その頃の彼の舞を見て、荒削りだけど能に対して 舞台に対しての気持ちが熱いと言う事を感じたのを憶えています。私も偉そうですが、彼には「こうした方がいいんじゃないか?」とかアドバイスしたり 彼の意見を聞いたりお互いの向上の為に話をしたりしていました。
この荒削りと言う事ですが、芸を向上させていく上で欠かせないとても大事なことであると私は思うのです。(私の経験上の話ですが、、、)私の場合 六郎先生の舞が基準になりますが、例えば荒い物(洗い物じゃないですよ!!!)型の激しい物を先生のように表現しようとした時に、文字にすると難しいのですが、肩から腕を厳つく広げて 両足をハノ字に大きく広げ 出る足も 大げさに出し 腕の 使い方も 大きすぎる位に大きく使う・・・しかし そういう風に見えている先生の舞いも、野守の後シテの写真でしたか 見てみると まったくそんな構えはしていらっしゃらない(◎-◎)・・・
錯覚なんです!大きく見えるのは、内面にある強いもの(そのお役に入り込む気持ちなど)と胸や腕などの 筋肉の使い方なのです。(その他あらゆる技術もあるとおもいますが・・・)
専門的な話を熱く語ってしまいましたが、荒削りな動きから 錯覚を見出し 逆算して ご覧になる見所の皆様にどう錯覚させるか という事を 基本を大切にしながら・・・
なんか自分に言い聞かせているのか 熱くなりすぎたのでこのへんで、、、この事については またちょこちょこと書かせていただきまする・_・~~~\( \)アアッ…カオガッ!!

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おっと!!!へんな3ショット((+_+))
左は貴信 真ん中 わし  そして右に写ってる彼は、大原御幸異聞の記事に書かせていただいた 京都の林喜右衛門先生のご子息、そして 私と交流の深い 味方團(だん ではなく まどか と読みます。!もうええ ちゅうねん!)と田茂井廣道 お二人の弟分 貴信の弟弟子(彼もご宗家の内弟子ですはい!)林宗一郎君です。
あーなんかこの中にいると 自分が白くみえる~・・・ いえ 独り言です!ひ・と・り・ご・と
(・_・)
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by kakutou-noh-actor | 2008-08-02 22:44 | 演能後に思うこと…と
間空きすぎなので・・・
すみません((+_+))あまりに間が空きすぎてしまいました。何人かの人に、「お前のは (文章が)長すぎるよ!あれだけ長いんだったら 三回くらいに分けて読む人をつかまないと!!!」って(・_・) 判ってんですが、なーんか ネタがあると一気に放出したいというか、早く皆さんに読んでもらいたいというか、小出しに出来ない性分でして・・・ それに 短く日記のように 書くのはしたくないと思って始めたので・・・ 川崎能や京都鸞の会などの写真が出来てきたらレポートして載せようと思って待ってるのですが、出来てこないし・・うまくいかないニャー(>_<)

先日の豊田市の蝋燭能の時に、久々に会いました。京都の井上嘉介先生の門下で 同期(観世流研修生時代)の 浦部幸裕君。ほとんど 同じ仕事が無いので久々中の久々でした。
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彼は結構でしゃばらない系の無口より少ししゃべる感じの男なのですが、しゃべるとやはり流石!関西系!!!つっこみがやわく心地よく入ってくる(~0~) 前に同期生の事をちょこちょこと書きましたが 同じ釜の飯を食った仲 というのは なんかいいな~と改めて思いました。そこまで味方團みたいに親しくしていたわけではないのですが、同期ということだけで なんか普通の話をしていても、なんか違う。研修会当時のライバルであり 仲間であり と言う気持ちが自然と出てきて会話してるんでしょうね!きっと( `ー´)ノ
余談ですが、この豊田市の能楽堂。楽屋と鏡間(かがみのま 見所から見て 橋掛かりの幕の向こう側の部屋の事です。この鏡間でお囃子が舞台に出る前にお調べをしたり、シテ方は この部屋にて 面をいただき その曲の役になる 重要な部屋です。)の仕切りが、自動ドアになってまして、ドアの楽屋側と鏡間側にひとつずつ自動ドア様のボタンがあるのですが、楽屋側は 電気がついていて明るいからボタンが判りやすいのですが、鏡間側は見所に見えてしまうため暗い分 ボタンがわかりにくいのです。
僕は皆がこの事を分かってないといけない!?と思い まず 久々に会った浦部君を 閉じ込めてみました。すごく不安そうな浦部君の目を見て心を痛めましたが、閉じ込めました。      しかし 少しはボタンを見つけるのに手こずっていたみたいですが、彼は生還してきました。
次に 本日のおシテの梅若晋矢さんが ドアの事を知らないみたいなので・・・・・・・・・・・・・・・・・
閉じ込めました。僕自身は 本番のときにこのドアの事を知らないと大変なことになる!?と思い泣く泣く!?閉じ込めていたのですが、浦部っちは「なんか 楽しそうやなぁ!俺ン時もそんな顔しとったで(怒)」 「何言うてんねん!知らんと大変なことに・・・」「あほか!」そんな会話をしている間 暫く 晋矢さんは 向こう側から とんとん ドアをたたいていたのですが、 きずくと たたく音もしなくなっている・・・ 心配になった僕は、 「晋矢さん!晋矢さん!」とこちら側から呼んだのですが 返事が無い・・・((+_+)) ドアを開けて 中に入ってみると(>_<)    晋矢さんの姿がどこにも無い・・・
「¥&%$#%$¥」 いました・・・しかも訳の分からないことをいいながら幕横の暗がりから出てきました。晋矢さん ボタンの場所判んなかったんだ( `ー´)ノ
後から聞いたのですが、この自動ドア 閉まるときの音が少し大きい為 あまり使わないらしいです。ヽ( ゚ 3゚)ノな~んだ 無駄な事した。
せっかく久々に会ったので、これを気に交流を と思ったのですが、彼は滋賀県の人なのでなかなか会えないみたいです。しかし機会があったら 飯でも行きましょう 浦部っち(~0~)
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by kakutou-noh-actor | 2008-07-28 01:03 | 演能後に思うこと…と
京都にて
去る6月21日 京都鸞の会 たくさんのご来場 ありがとうございましたm(__)m
b0136198_19292165.jpgその日の前日 申し合わせ(一般的にリハーサルの事です)の後 梅若晋矢さんと田茂井君の3人で田茂井君の関係のお店 韓国料理 芝蘭(しらんと読みます。)というお店にて 食事をしました。私の先輩の 山崎正道さんと 京都の 味方玄(しずか)団(まどか)兄弟も来るはずだったんですが、皆さん各々仕事があった為に3人で食事をしました。
このお店は大変美味しいらしく、申し合せの楽屋にて玄さんが「おれ10時半頃やったら行けるでぇ~」って言うから 「そんなん何時間も食うてへんわい!来んでええっ!」って 丁重にお断りしました。
本当に美味しかったです。
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焼き肉も美味しいのですが、それ以外の お野菜などを中心とした 小皿料理がなんとも美味でd=(^o^)=b …と料理の記事を載せるブログではないので この美味しさを味わいたい方は お店へGO
田茂井君が前から「晋矢さんと一度じっくり話がしたい」と言っていたので 丁度いい機会と思い 晋矢さんをお誘いしました。いろいろな話をしました。能に関する事など…しかし、出ました!!晋矢さんの高等なダジャレがっ… しかも 田茂井君が腹が千切れんばかりに 大ウケしている… 確かに半分は僕らも爆笑するんですが、後の半分は僕の様なアホには難しすぎて… そのうちこのブログに ☆晋矢さんのダジャレコーナー☆とか作っちゃおうかと思ってんですが!(なーんちって) 幾つか例を上げてみます。
その1
お笛の唱歌で オーヒャ オヒヤリ ヒウイヤラリ ヤーリーヤーリーヤーリーヤーリーを両手に持つ格好をして を前に突く仕草をし乍 ヤーリーヤーリー と唱歌を言ってみたり…
その2
富士太鼓 と言う曲の謡で「山の端を眺めやりて」と言う部分の「端を」を右手をパーにして手のひらをこちらに見せ顔の右横に上に挙げ乍(インディアンの様に)謡ったり… [謡を習ってらっしゃる方はお解りだと思いますが、端を,の節が入りと言う節でして、はぁと少し上に上げて、,を元の音程に下げる謡方になるので、インディアンのハァオに似た感じになるのです] ┐('~`;)┌
お弟子さんからよく「晋矢先生は冗談も仰らない真面目なイメージがあります」と言われるのですが、僕はその度に(-_-) えっ! そうなの?と返しています。晋矢さんはこの様に普段は面白い方なのですが、私にとっては いろいろなアドバイスをしてくださったり、私がお役を勤めさせて頂いた後 「今日はよかったよ」とか「あそこはこうしたほうがいい」と批評をしてくださる 師であり父でもある(息子さんである慎太郎とは兄弟なので☆笑☆)必要な方であります。話がずれてなんかいい話風になりましたが、田茂井君も高等で難しいダジャレを言うから晋矢さんと意気投合するのかなぁ という話をしたかったのです!!でも このお店 美味しかったぁ o(^o^)o

それから惜しくも食事に来れなかった味方玄さんの宣伝です。b0136198_19325935.jpg
来る7月12日午後2時よりテアトル・ノウ東京公演が水道橋の宝生能楽堂にてございます。能・井筒を舞われます。私も仕舞の地謡にて呼んでいただいております。玄さんは精力的に能の公演をされていて、一緒にいるととても勉強になる私がリスペクトする能楽師の1人です。こちらの公演も皆様宜しくお願いいたしますm(__)m

お詫び
去る6月29日に 至高の華という師匠の催しに出演させていただきました。私は 長唄 船弁慶に 義経役にて出演させていただきました。先輩の山崎正道さんも 弁慶役にて出演しました。謡だけなので、能の謡い方で謡えばよいだけなのですが、お三味線や長唄の謡が合間 合間に入っているので お能の お素謡とは違う雰囲気で な~んか緊張しました(>_<) で、その会の後に 同じ会にて 新作清元 花月という曲に b0136198_19345459.jpg藤間ご宗家と 師匠の六郎先生と出演した 山本則重君が来ていたので、ご飯行こうよ!という事になり 山本祥一氏も加わり 3人で食事に行きました。今回は 能の話ではなく、音楽馬鹿(前回の記事参照)2人を交えての食事なので、音楽の話とBANDを結成する!?!にあたり 練習がてら スタジオに入ろうなどと話が盛り上がっていたのですが…
以下会話
則重「最近直隆さんのブログチェックしてんすけど…一ヶ所間違いがあって…」
直隆「(・・;)…( ̄▽ ̄;)やっぱり…前回の蜂の話の記事の面箱役はやっぱり則秀じゃなくて則重かぁ…す・すまん。書きながらどっちだったかなぁ?と…言い訳をすれば、一番暇な夜中の1時位から3時、4時にかけて書くからだんだん脳みそがボーッ(*・∀・)としてきちゃって…ゴメン…」
則重「なーんか忘れられちゃってるーとか思って…」
直隆「そんな事ないって!!ただ書きながら疑問はあったんだけど…」
という事で前回の記事修正いたしました。則重秀兄弟 ゴメンなさいm(__)m
でも 気付いたら すぐ教えてけろっ!\(`□´)/ウガァ

宣伝です
8月9日土曜日北口本宮冨士浅間神社神楽殿にて第30回記念富士吉田梅若薪能がございます。演目は私の仕舞[嵐山]六郎先生の能[菊慈童]野村萬斎さん他の狂言[口真似]私の父、角当行雄が勤めさせていただきます能[道成寺]でございます。良いお席はあまり無いらしいのですが、浅間神社の雰囲気は格別のものがございます。足をお運
びいただけたらと思います。宜しくお願いいたしますm(__)m
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オマケ
京都鸞の会の次の日 福岡にて先輩の小田切康陽さんのお素人会に呼んでいただいていましたので、会終了後、山崎正道さんと 伊丹空港に行き、その時乗った 一時期 前輪が… と騒がれたボンバルディア社のプロペラ機の写真です。
(小さいですが、タラップの一番手前に写っているのが山崎正道さんです。正道さんは昔から写真をいやがります。魂が抜かれるっ! とかなんとかぼやきながら…)
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by kakutou-noh-actor | 2008-07-01 19:31 | 演能後に思うこと…と
いろんなこと
またまた間が空いてしまいましたm(__)m
b0136198_18583358.jpgネタが貯まりに貯まってしまいましたのでちょっとずつ書きたいと思います。
その1 先月の九州学生能の初日の夜遅く(学生能の後に柳川の御花の御前能がありましたから)福岡のホテルに戻った後に居酒屋にでも飲みに行こうか?と言う事になりb0136198_18585677.jpg 観世喜之先生観世喜正氏に師事されてる シテ方古川充さん 藤田流 笛方 竹市学さん 山本則重則秀兄弟 梅若能楽学院事務局長?山本祥一さんと6人でホテル近くの居酒屋に行きました。当然私はiCレコーダーを持っていき 座談会 座談会♪ と 思っていたのですが… やはり人数が多いと… 私的には その日学生能にて 半能 船弁慶のシテの平知盛役を 私と古川さん 笛を竹市さんb0136198_18594499.jpg お狂言の船頭役を山本則重則秀兄弟がそれぞれ勤めさせていただいたので その話し合いをと思っていて、古川さんと竹市さんと3人でシテの平知盛が幕より出てくる所の早笛という出囃子のお笛の事や 観世喜之先生のb0136198_190788.jpgお家の型(動き) 梅若家の型 等々を 3人で話していると…則重「さわやかパンク…」とか則重「ラモーンズって知ってます?」とか 合間合間に(iCレコーダーのを聞き返していると) 直隆「くぅおらぁぁぁぁ~っ 何の話しとんじゃぁぁぁ~っ…この音楽馬鹿共がっ!!」 一同 大爆笑 …やはり多人数では難しい… 同じ山本繋がりなのか則重則秀祥一3人は音楽の話をしてました。b0136198_1911047.jpg
まあその後にお狂言の船頭役の細長い竹竿を持って義経 弁慶 一行が乗る船の舵取りをする様々な型と 波の穏やかな面 荒々しい面を表す囃子事 の話もしましたけど…一応ホロー
b0136198_1912753.jpg同じ観世流内でも各家々にて動きが違ったり謡方が違ったり(三役も各々流儀や家々で違います)私の場合シテ方なので、今回古川さんがなさったやり方を拝見し勉強になりました。この様にいろんな方々のを拝見するのも勉強になります。皆様もいろんな家々の方々の舞台をご覧になると、楽しさも倍増しますよ!!

その2 前回の終わりに大事件!!と書きましたが、これは特に野外にて催される 薪能などに多い事件 惨劇なのですが、今回私は千歳の役だったのですが、翁をご覧になった事がある方はおわかりでしょうが、幕から 狂言方より面箱 シテ方より翁 千歳 狂言方より三番叟 後見 囃子方 地謡 が順番で一例に出てきまして、面箱が角(客席から見て一番左側の一番客席寄り)に座り 私 千歳がその後ろの常座(シテ座とも言います)にお辞儀をして座っていて(後の方達も下に座ります) 翁が正中先(舞台真ん中の一番客席寄り)にてお辞儀をし、角の対角線の位置にある 笛座の辺りの座に着き(座る事)その翁の前に面箱がきて 持っている面箱を前に置き 中に入っている 面などの小道具を出し用意をして、 面箱が立つ時に 千歳から後の人達も 立ち 各々の座に着いて行くのですが、私がその常座にお辞儀をして座っているときに 恐怖体験が襲ってきました(・・;)左横辺りから ブーーン!という音が 段々近づいてきて…なっ!!なんと…… ! ( ̄▽ ̄;) デッカイ蜂が 寄ってきたのです 顔の表情もお客様に見えてしまいますから平静を装い何事もない顔をしてましたが、心臓バクバク お辞儀をして下についている両手にも寄ってきます。(ToT)今考えると「意味無ぇ~」と思うのですが、左の直垂の袖にて露出を隠し、右手も!と思ったのですが、右手には扇を持っている為どーしても薬指と小指が少し出てしまってて(・・;)))しかもその右手の所に蜂が潜りこもうとして寄ってくると、羽風が指に…もうゾーッ ですよ…どーする事もできませんから。で 面箱のお役をしていたのが山本則重君で 彼が両袖の露を取ったら 自分も両手を上げて立たなければいけない!もし立つ時に袖とかが当たって蜂様の気分を害したら… 心の中で 「則重!まだまだ まだだぞっ!って」 そーすると 蜂様が ブーーン と何処かに行ってしまいました。 心の中で 「よしっ!!今だっ!! 則重っ 早くっ 早く 早く露を取れっ!早くっ!!」 と思っていると また 左横から ブーーン!! ( ̄▽ ̄;)戻ってきました (ToT) またとっさに心の中で 「則重っ! まだだっ!! 絶対に今 露を取るなよ 」 自分勝手ではありますが、背に腹は代えられません!! と言っても 勝手に自分の頭の中で思ってた事なので、則重君が露を取る型をしてしまえば どーいう状況であっても 自分は立たなければいけないんですけどね… しかし普段の行いが良いからでしょうか??? 蜂様がちょうどまたいなくなった少し後に則重君が露を取る型になったので、無事でしたo(^-^o)(o^-^)o あーよかった!!則重君 ありがとう!!(^∧^)(絶対にふざけてません!本当にヒヤヒヤものだったんですから…)
翁の演目が終わり、楽屋にてこの恐怖な出来事の話をしたら、翁に出ていた舞台上の皆様も この蜂に恐怖を味あわされていたそうです。東次郎先生のお話では「あれは大スズメ蜂だね!刺されたら大変だよ!!」って仰ってました(-_-;) これはギャグですが、出勤料を頂いた時に先輩に
直隆「あの~危険手当は入ってますかねぇ?」
先輩「お前…馬鹿じゃねえの!?」
本当に怖かったっす!!(前回載せた翁の写真が現場です)

その3b0136198_1931758.jpg
川崎能ろうそく能ですが、通小町 深草少将 梅若六郎師 小野小町 角当直隆 だったのですが、急遽 師匠の身体の不調(捻挫腰痛の為。しかし普通に生活されている分には元気にしていらっしゃいますし、舞われる事以外はお地謡にお出になっていらっしやいます。とりあえず暫くは静養されてと言う事なので皆様ご心配なく!)の為 私が代役として 深草少将役を 勤めさせていただきました。見に来られる方々は 師匠の芸を楽しみにいらっしゃっているというプレッシャー 通小町という難しい曲に対してのプレッシャー 胃がかなり痛くなりましb0136198_1933272.jpg
たが、いろんな意味で勉強になりました。先生の通小町を楽しみにいらした方々には申し訳なく思いますが、この様な勉強の場を与えて下さった 師匠に そして なんのクレームも出さずに最後まで見てくださいましたお客様 協力してくださいました緒先輩方 本当に感謝いたしますm(__)m このお気持ちを忘れずに精進してまいります。
今回 小野小町役を同輩であり先輩であり親友でもあります九州在住の鷹尾章弘さんにお付き合いいただきました。あっちゃんありがとう!! 因に写真は今回のろうそく能の舞台です。見にくいかもしれませんが…(中央に小さく写っているのは私の父角当行雄師です)


宣伝ですm(__)m
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今週の土曜日21日は京都観世会館にて 父の後援会 京都鸞ノ会がございます。演目は能 父のお弟子で梅若会所属の井上和幸 井上貴美子親子の 清経 恋之音取 父 角当行雄の邯鄲 盤渉 私は 舞囃子 松虫 歓盃之舞を それぞれ勤めさせていただきます。開演は12時半からです。宜しくお願いいたします。

その一週間後の28日の土曜日には 私が教えております お弟子様方の発表会 緑皇会(ろくおうかいと読みます)を東京の東中野の梅若能楽学院会館にて10時より催します。 この様な能や舞囃子が出る大会は 3、4年に一度しか出来ないのですが、能は 胡蝶と巴 他舞囃子七番 仕舞 素謡 連吟などなど 夕方6時頃まで 催しております。皆様宜しくお願いいたします。
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それからその次の日 29日日曜日には至高の華という師匠の催しがございます。演目は 清元 長唄 舌出し三番叟 坂東三津五郎氏 尾上青楓氏 長唄 船弁慶 吉住小三友氏 山崎正道氏 角当直隆 他
新作 清元 藤間勘十郎氏 山本則重氏 梅若六郎師 国立能楽堂にて 午後2時開演です。こちらも宜しくお願いいたします。
それではまた次回を気長にお待ちくださいませませ!!
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by kakutou-noh-actor | 2008-06-17 13:17 | 演能後に思うこと…と
九州・広島
またまた間があいてしまいましたので今回も繋ぎという事で、今回の8日間の長旅でありました九州、広島の会の中から少し書いてみます。
広島、九州にて、高校生に見せる為の学生能という催しが、昔からございまして、私はまだ内弟子修行中で、半ば過ぎ位から参加させていただいた催しなのですが、当初は 能楽界の超 豪華な先生方が舞台に出てシテをお勤めになっておられました。
シテ方 先代観世銕之丞先生 観世栄夫先生 大槻文蔵先生そして師匠の梅若六郎先生などなどがシテを舞われていて、私共がツレやトモの役をいただき、恐れ多くも舞台に出させていただき勉強させていただいた 涙のちょちょ切れるような有難い催しでした。そして月日は流れ、この豪華な先生方が 勉強の為に若い者に舞わせよう!という事で今は私たち若手???がシテを勤めさせていただいております。b0136198_1014732.jpg
 今回 広島では 土蜘蛛という能を 同期で大阪の大槻文蔵先生門下の武富康之さん そして後輩の山中ガ晶(がしょうという名前なのですが、がの字はしんにょうにテンが1つ多く牙が乗っかってる字なのですが、変換できないので、ガと入れておきましたm(__)m私はいつも和尚様!と呼んでおります。)が勤め 天鼓という能を これまた同期の馬野正基さんが勤めました。この二つの能には 舞台装置として、作り物というものが舞台上にでます。
写真の様に 土蜘蛛には 土蜘蛛の精の住みかである葛城山に見立てて 山 の作り物に 蜘蛛の巣を 細い紙テープで丁寧に 作っていきます。b0136198_1021560.jpg
写真では、山中迓晶君が職人の様な感じで テープをはっています((笑))。もう1つは天鼓の作り物。 羯鼓という 鼓を少し小さくした物がありまして、それを乗せる羯鼓臺という作り物を作っている所です。同期の馬野正基さん 同期で同門の鷹尾章弘さん 先輩の小田切康陽さん 3人が 真剣な面持ちにて作っていますね((爆))
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歌舞伎や踊りの世界では 大道具さんという役職の方々が 作り物を作って舞台上に置きますが、能の世界では この様に 我々シテ方が作り物も作り、後見として 舞台上に置いたりします。皆様 少しは 舞台裏を垣間見る事ができましたでしょうか?
 そしてまた九州に戻りまして三日間学生能がございました。演目は船弁慶の半能で私、九皐会の古川充さん、後輩の川口晃平君、先輩の小田切康陽さん、先輩の鷹尾維教さん、同輩の鷹尾章弘さんが交代交代勤めさせていただきました。
 その間に九州の柳川の御花という所にて御前能という催しがございました。
b0136198_10125911.jpgこの柳川の御花は有名な料亭旅館でその中にあるお庭の松涛園も有名です。詳しくは 御花のホームページを御覧ください。で、会場は御花の大広間敷舞台で、畳をあげると写真の様な敷舞台になっています。この御前能も前回載せました河口湖ろうそく能と同じく 火を灯して間近に幽玄の世界を堪能できる催しです。演目は仕舞 鷹尾兄弟の父上 鷹尾祥史先生の頼政 山本東次郎先生とお馴染み山本則重則秀兄弟の狂言 秀句傘 我が師匠梅若六郎師の能 遊行柳。今年も素晴らしく、私逹にとっても勉強になる気持ちの良い催しでした。参加させていただき本当に幸せでした。\(^o^)/
 b0136198_10135052.jpgさてお次ですが、この御花の女将さん(?って感じは私には無いのですが…)立花笙子さんです。 他流にてお能もされていて、お太鼓、お鼓も習ってらっしゃる スーパー女将さっ… いや スーパーお姫様なのです!(笙子さんは名家の方なので、世が世ならお姫様なのです。御主人様は御花の当主でらっしゃいますから、柳川藩立花家の殿様です!!)
 内弟子修行中の頃から 九州の会などでお会いする様になり、時には母の様に 時には姉の様に可愛がってくださいます。(母さんと呼んだ時は お姉さんでしょっ!! と 言われましたが!!!( ̄▽ ̄;) ) いつも お世話をおかけして スミマセン!m(__)m b0136198_1014716.jpg
*オマケ* 学生能の中日に学生能出演者全員で宴会をした時に食べた鳥の水炊きのミンチの写真です 美味しくい
ただきました。
あっ!またまた宣伝ですが、6月4日修善寺あさば旅館能舞台のあさば能にて、翁 梅若六郎師 三番叟 野村万作師 この豪華な顔ぶれの中に 下っ端の私・・・千歳 のお役をいただいております。((+_+))
この写真は先日成田山新勝寺にて成田山薪能・翁の演目梅若六郎先生 梅若靖記師 梅若晋矢師 三番叟山本東次郎先生(この日も豪華な顔ぶれの中に下っ端の私…)の千歳のお役を勤めさせていただいた時の写真です。この日舞台上にて おっ・恐ろしい出来事がっ!( ̄▽ ̄;)詳細は次回に…
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by kakutou-noh-actor | 2008-06-01 09:53 | 演能後に思うこと…と
河口湖ろうそく能十周年
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河口湖ろうそく能 十周年が 無事に 終わりました。 十年続けさせていただいたのも、このろうそく能という公演を一から作り上げた、たくさんの方々。観に来てくださったお客様方 そしてこのろうそく能に協力してくださった先生方のお力添えと思っております。本当に本当に有り難うございましたm(__)m
河口湖ろうそく能は、常在寺というお寺の本堂の中に敷き舞台を作り、この写真の様な所で演能しております。この状態で暗くして、舞台の周りにろうそくが灯ります。普通の能舞台は舞台と客席の間が離れておりますが、此所は全然離れておらず、近すぎる位間近にご覧になれる舞台です。ミュージシャンのコンサートに例えれば、広いコンサートホールではなく、ライブハウス感覚です。舞台の高さ的にも、普通の能楽堂の舞台は お客様の目線の高さ、もしくは少し上なのですが、此所は 舞台と客席が同じ高さです。(目線は上からです) 舞う側にとっては、能の命でもあります摺り足が完全にお客様に見えますので、粗がみえてしまう 物凄く恐ろしい舞台です (もっともっと精進して頑張らねば!!) ですからこの様にお客様と演者が近い舞台というのは お互いがいろいろと勉強になる舞台でもあると思います。
今年の十周年の演目ですが、まず第一部に下掛宝生流ワキ方家元で人間国宝の宝生閑先生にワキ方についてのお話をしていただきました。過去には、面打ち師橋岡一路先生、山口能装束研究所所長山口憲先生、お狂言については大蔵流狂言師山本家当主山本東次郎先生、装束の着付け観世流梅若、角当行雄師、山崎正道師、小田切康陽師、鼓の話大倉流小鼓方十六世宗家大倉源次郎先生、能の舞については観世流梅若五十六世宗家梅若六郎先生、笛の話は森田流笛方松田弘之先生に講師をしていただきました。この様に、各専門の先生方に専門的にお話をしていただく事によって、専門的な知識を解りやすく聞かせていただく事ができます。そして第二部にろうそくに灯が灯され、今回は私が、熊坂のお仕舞をさせていただきました。この狭い空間の中で薙刀を使い飛び出す絵本や3Dの様にお客様に感じていただけるように舞わせていただいたのですが、皆様にはどのように感じられましたか…そして、お狂言は二人袴の演目!!いつもは若手の則重さん則秀さん達にお願いしているのですが十周年の記念という事で山本東次郎先生、山本則俊先生が出演してくださいまして、客席からはどう表現してよいやら…かなり、凄い笑いがこだましていたのを舞台裏にて(私達も一緒に笑い乍)聞いておりました。そして能は私の父、角当行雄が融の演目を勤めさせていただきました。風情の趣一杯のこの演目をおワキ方の宝生閑先
生にお付き合いいただき、ろうそくの灯火の中で幽玄の世界をお客様お一人お一人に感じていただけたのではないかと思っております。
またまた宣伝になりますが、同じような舞台に 川崎能楽堂がございます。
今年は6月14日土曜日演目は
第一部12時始 三輪 二段神楽 彩色 シテ角当行雄
第二部15時半始 通小町 雨夜之伝 シテ梅若六郎 ツレ角当直隆 でございます。
今回この川崎能もろうそく能にて演能いたします。
よろしくお願いいたしますm(__)m 最後に河口湖ろうそく能楽屋スナップ写真!!そのうち対談に出ていただきますが 同期の桜!? 悪友!!? 私が、リスペクトする能楽師の一人!!銕仙会に所属している 馬野正基さんです。先にお名前だけこのブログに載せさせていただきましたが、研修会の同期生でして、今でもよい関係を続けさせていただいているお
一人です。詳しくはまた次の機会にm(__)m

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by kakutou-noh-actor | 2008-05-19 17:07 | 演能後に思うこと…と
能と芝居のコラボ 大原御幸異聞
b0136198_18122699.jpg先日5月9日に大阪 国立文楽劇場にて、大原御幸異聞という 能と芝居が融合した舞台の再演があり、私もツレの阿波の内侍役にて参加させていただきました。能監修は私の師匠の梅若六郎師 脚本・演出に土井陽子先生 能の シテ 建礼門院役に梅若晋矢師。 もう一人のツレ 大納言局に、後輩の松山隆之。 b0136198_1813465.jpgそしてこの曲 大原御幸の 中心に位置する大役に前回このブログにでてもらった 味方團と初回に写真だけ出てもらった團の後輩田茂井君2人の師匠!! 林喜右衛門先生が ツレの後白河法皇 を演じられました。團 、田茂井お2人は 今回 地謡に 参加してました。 そして 芝居方は たった1人!! 映画 テレビドラマ 舞台 などに活躍していらっしゃいます。 俳優 山口馬木也さんが 大原の寂光院にて 樵として生活して密かに建礼門
院に想いを寄せている。 実は 壇之浦の平家と源氏の合戦にて 海に沈もうとする 建礼門院を 熊手にかけて引き上げ助けた張本人!源氏方の武士 渡辺源五馬允眤役にて出演されました。去年 東京にて この舞台がありました。私が参加させていただいて思いましたのは、一言 面白い!!(偉そうですが…) そう思いました。舞台の中心で 大原御幸の能が進行していて、その周りで 馬木也さんの芝居が 能に入り込む訳でもなく しかし、 一体化しているというような 一粒で二度美味しいような感じでして、能を見た事がない お客様でも 馬木也さんがまわりで 一つ一つ説明してくださるように 芝居が展開していくので、判りやすかったのではないかと思いました。合間に馬木也さんとお話させていただきましたが、馬木也さん的には 能に対して自分の芝居が邪魔していないか!?というところが気がかりだったと仰っていました。自分の台詞の声と能の謡の声の圧(あつ)が違うから それをどうやって 合わせればよいのか!?とか…
b0136198_1815753.jpgいやいや 馬木也さん!凄いっす!皆 感心してました!! 確実に能に 溶け込んでいらっしゃいました!お囃子事のすぐあとの台詞のタイミングや 能の謡の合間の台詞のタイミング かなり勉強されたのでしょう。凄い!(なーんてプロの俳優の方に向かって失礼ですね…すみませんm(__)m) 私は前々回の山本兄弟に凄いよね!って話をした 台詞の事を馬木也さんにも話しました。やはり 台詞の覚え方は 全体的な 話の内容を頭に入れ、繋いで行きながら 覚えていくやり方は一緒でした。しかし 芝居もお狂言も台詞のタイミングが 変則の また変則なタイミングでしゃべらなければ いけなかったり… まだまだ 未熟な私には 未知の世界の様な気がします。それから宣伝になりますが、河口湖の常在寺にて5月16日金曜日に 第十回 河口湖ろうそく能がございます。この会は蒼能会の方々と私の父 角当 行雄が 若手の能楽師とお客様が 共に勉強する場 というコンセプトで始まった会です。毎回 一部に 能に関するあらゆるジャンルの講師の先生に来ていただき、専門的な話をしていただき、二部に ろうそくに火を入れた後に お狂言 お能を 演能いたします。今回は 十周年を記念いたしまして、一部に 人間国宝で下掛宝生流ワキ方の 宝生閑先生に来ていただき、お話をしていただきます。 二部の お狂言には 十周年の記念にと 大蔵流狂言方山本家ご当主 山本東次郎先生 山本則俊先生 そして前々回にブログに出てくれた 山本 則重 則秀兄弟 (彼らは 則俊先生の ご子息です)の皆様が 出演してくださいます。お能は 第一回から第九回まで 私が勤めさせていただきましたが、今回は 私の父 角当 行雄が 融という曲を勤めさせていただきます。おワキは 宝生閑先生が引き続き勤めてくださいます。私は二部の初めに 薙刀を振り回す 熊坂という曲の 仕舞を舞わせていただきます。舞台上がせまいため、暴れる曲があまりできませんので 今回 お仕舞でと選曲いたしました。盛りだくさんの内容でございます。是非とも皆様 いらしてくださいませ。よろしくお願いいたしますm(__)m
そして 次の日の土曜日は、成田山新勝寺薪能にて、翁 弓矢立合 梅若六郎師 梅若靖記師 梅若晋矢師 のツレ 千歳のお役をいただいております。
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by kakutou-noh-actor | 2008-05-14 18:11 | 演能後に思うこと…と
  

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